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【手取り10%増】育休復帰の新制度「育児時短就業給付」は何歳までが対象?

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こんにちは。ろんママ(@jutaron_family)です。

この記事を読んでほしい方
  • 育児時短就業給付の対象者について知りたい方
  • 育児時短就業給付によって、給付金がどれくらいもらえるか知りたい方
  • 2025年4月以前から時短勤務している人が、育児時短就業給付の対象になるかどうか知りたい方
じゅたパパ

2025年の4月以降、育休から復帰した時に時短勤務をすると、給料が増えるってほんま?

ろんママ

それは本当。
もちろん条件はあるけどね。
でも正直、「誰が・いつ・どのくらい」もらえるかをきちんと理解している人は少ないかもしれないね。

そこで、

・夫婦で育休を7年連続取得見込み
・子ども2人絶賛子育て中
・FP3級資格取得

そんな私たちが、育児時短就業給付について、世界一シンプルにまとめました。

夫婦育休中のママやパパの大きな不安の1つが、復帰後の働き方です。
「フルタイムでの復帰は育児に負担がかかる…。」
「時短勤務での復帰は家計に負担がかかる…。」
しかし、時短勤務での手取りが10%増えるとなれば、育児と家計の両方を大切にすることができます。
1人でも多くの人が、「育児時短就業給付」についてきちんと理解ができるように、できるだけ簡単な言葉で解説していきます。

この記事を読めば、

  • 「育児時短就業給付」がどんな制度か分かります。
  • 「誰が・いつ・どのくらい」のお金をもらえるかが分かります。
  • 2025年4月以前から時短勤務している人が、育児時短就業給付の対象になるかどうかが分かります。
  • 職場復帰後の働き方やお金の悩みを解決することで、安心して夫婦育休生活を過ごすことができるようになります。

ぜひ最後までご覧ください。

この記事で分かること

育児時短就業給付とは

【誰が】2つの条件を満たしている人が
【いつ】2か月ごとの支給申請の後に
【どのくらい】原則、復帰後の給料の10%相当のお金
がもらえる制度。

2025年の4月以前から時短勤務している場合は?

【結論】育児時短就業給付の対象になる。
ただし条件あり。

目次

育児時短就業給付ってどんな制度?

育児時短就業給付とは、

【誰が】2つの条件を満たしている人が
【いつ】2か月ごとの支給申請の後に
【どのくらい】原則、復帰後の給料の10%相当のお金

がもらえる制度です。
2025年4月1日から新しく始まる制度になります。

それぞれ簡単に解説していきます。

育児時短就業給付は、「誰が」もらえる?

育児時短就業給付は、

2つの条件を満たしている人がもらえます。

育児時短就業給付の対象者となる条件は2つです。

  • 2歳未満の子どもを育てながら時短勤務をしていること。
  • 育児休業終了後14日以内に時短勤務を開始したこと
    または、時短勤務の開始日より前の原則2年間に、雇用保険に入っていた期間が12か月以上あること。
ろんママ

パパとママ、どちらも条件を満たしていれば、対象になるよ♪

条件①について

育児時短就業給付の対象者となるためには、

2歳未満の子どもを育てながら時短勤務をしていること

が必要です。

時短勤務とは、「1週間あたりの労働時間を、定められた時間よりも短縮して働く」ことです。
1週間あたりの働く日数を減らした結果、1週間あたりの労働時間が短縮される場合も含みます。

悩める人

パートなど、シフト制の仕事をしている人はどうなるの?

パートやアルバイトなどのシフト制の仕事をしている人も、上の2つの条件を満たすことで対象者となります。
ただし、シフト制の仕事には定められた時間がないため、時短勤務の扱いが少しだけ異なります。
育児時短就業給付が支給されるのは、次の通りです。

勤務実績に基づいて、1週間の平均労働時間が減少している場合

つまり、子育てのためにシフトの回数や勤務時間を減らしていたら、対象となるということです。
注意点もあります。

時短勤務を開始する前より、1週間の平均労働時間が増えた場合は、育児時短就業給付は支給されません。

シフトの増やしすぎは、育児時短就業給付の対象外となる可能性があるので気をつけてください。

悩める人

出産を機に転職した人はどうなるの?

出産を機に転職した人も、上の2つの条件を満たすことで対象者となります。
ただし、転職前の職場と今の職場で定められた時間が違うため、時短勤務の扱いが少しだけ異なります。
育児時短就業給付が支給されるのは、次の通りです。

転職前と比べて、1週間の定められた労働時間が減少している場合

つまり、前の職場よりも勤務日数や勤務時間が少ない職場に転職していたら、対象になるということです。

じゅたパパ

条件に少しゆとりがあるから、意外と対象者は多そうな気がするな。

条件②について

育児時短就業給付の対象者となるためには、

育児休業終了後14日以内に時短勤務を開始したこと。
または、時短勤務の開始日より前の原則2年間に雇用保険に入っていた期間(※)が12か月以上あること。

※勤務した日数が11日以上ある(ない場合は勤務時間が80時間以上ある)月。

が必要です。

引用:令和6年雇用保険制度改正(令和7年4月1日施行分)について|厚生労働省

最も簡単なのは、育児休業終了後14日以内に時短勤務を開始した場合です。
上の図の左側のケースです。
この場合は、育児休業開始時に雇用保険の条件を確認しているため、無条件で対象となります。

ろんママ

もちろん産後パパ育休後14日以内に時短勤務を開始した場合でも対象になるよ♪

時短勤務の開始日より前の原則2年間に、雇用保険に入っていた期間が12か月以上あることが必要な場合は2つです。

  • 育児休業後15日以降に時短勤務を開始した場合。
  • 育児休業を取得せずに時短勤務をした場合。

育児休業後15日以降に時短勤務を開始した場合は、上の図の右側のケースです。
開始日から原則2年間で雇用保険に12か月以上入っていれば対象になります。
一定の条件を満たすと、開始日から最大4年間までさかのぼることができます。

じゅたパパ

連続育休のパターンはこの条件に該当するから、連続3年間弱くらいまでの育休ならギリギリ条件を満たせそうやな。

引用:【資料2】改正雇用保険制度(育児休業給付)のポイント|厚生労働省

育児休業を取得せずに時短勤務をした場合は、上の図のケースです。
こちらも同じように、開始日から原則2年間で雇用保険に12か月以上入っていれば対象になります。

ろんママ

例えば、パパが育休は取れなかったけど、時短勤務をするという場合はこのパターンにあてはまるので対象となるね♪

育児時短就業給付が支給される各月の条件

育児時短就業給付は、上の2つの条件に加えて、次の4つの条件を満たす月に支給されます。

  • 1か月まるごと(初日から末日まで)、雇用保険に入っている月
  • 時短勤務をした期間がある月
  • 1か月まるごと(初日から末日まで)、育児休業給付・介護休業給付をもらっていない月
  • 高年齢雇用継続給付(※)の対象となっていない月
    ※60歳以上65歳未満の労働者の給料が、60歳時点よりも一定の割合減少した場合に給付される制度。
じゅたパパ

・月の途中で仕事を辞めないこと。
・時短勤務をすること。
・月の途中で育休から復帰しても支給されること。
これさえ押さえておけば大丈夫そうやな。

育児時短就業給付は、「いつ」もらえる?

育児時短就業給付は、

2か月ごとの支給申請の後にもらえます。

育児時短就業給付の給付申請について簡単に解説します。

給付申請のポイントは?

引用:【資料2】改正雇用保険制度(育児休業給付)のポイント|厚生労働省

育児時短就業給付の給付申請は、原則2か月ごとにまとめて、職場を通じて行います。
給付額は、1か月の労働時間や支払われた給料が確定した後に決定されます。
つまり、初回給付申請は、2か月を経過した後に初めて申請することができるようになるということです。

じゅたパパ

初回の給付申請が終わったら、2か月ごとに申請のくり返しやな。

ろんママ

現在厚生労働省から出ている資料では、具体的な支給日についての説明がまだないから、給付申請後に給付されるという点だけ押さえておいてね♪

例外
  • 支給申請は、原則2か月ごとであるが、希望すれば1か月ごとの申請も可能。
  • 原則職場から支給申請をすることになっているが、やむを得ない場合は、本人が直接申請することも可能。

支給期間はいつからいつまで?

育児時短就業給付金は、

原則、育児時短就業を開始した月から、育児時短就業を終了した月まで支給します。

引用:育児時短就業給付の内容と支給申請手続|厚生労働省

上の図の例であれば、時短就業を開始した3月から、時短就業を終了した3月まで支給されるということです。
ただし、終了月には例外があります。
次の①~④の日を迎えた場合には、その月までで支給が終了となります。

  • 育児時短就業対象の子どもの2歳の誕生日の前々日
  • 産前産後休業、育児休業または介護休業を開始した日の前日
  • 育児時短就業対象の子どもとは別の子どものために、育児時短就業を開始した日の前月の末日
  • 子どもの死亡などにより、子どもを育てないこととなった日
ろんママ

下の子どもを出産した場合は、
・産休や育休
・育児時短就業給付
を再度活用する可能性があるから、支給の終了する月に注意が必要だね♪

育児時短就業給付は、「どのくらい」もらえる?

育児時短就業給付は、

原則、復帰後の給料の10%相当のお金がもらえます。

じゅたパパ

給付金は非課税で社会保険料がかからないから、減った社会保険料分と合わせたら、実質15%くらいはお得かも。

給付金を分かりやすく解説するために「元の給料」という言葉を使っています。
ここでいう「元の給料」とは、簡単に言うと、

育児時短就業給付開始前の6か月に支払われた給料の平均です。

ろんママ

育休から続けて育児時短就業給付を開始した場合は、育休開始前の6か月に支払われた給料の平均になるよ。

「元の給料」を取り扱う際には、上限額と下限額が設定されています。

上限額:470700円
下限額:86070円

※2025年7月31日までの額。毎年8月1日に改定される。

じゅたパパ

元の給料が多くても少なくても、限度を超えたらこの金額で計算されるってことやね。

育児時短就業給付の支給額には、ルールが6つあります。

  • 原則、1か月の給料の10%の額。
  • 1か月の給料が、元の給料の90%以上100%未満の場合は、調整した給付率で計算した額。
  • 1か月の給料と給付額の合計額が、支給限度額を超えた場合は、超えた部分を減らした額。
  • 1か月の給料が、元の給料より低下していない場合は、支給なし。
  • 1か月の給料が、支給限度額を超えた場合は、支給なし。
  • ①~③によって計算された支給額が、最低限度額以下の場合は、支給なし。
じゅたパパ

相変わらず難しすぎる…。
もうちょっと簡単に説明してくれんかね。

ろんママ

ほんまね♪
じゃあ具体例を使ってできるだけ簡単に解説していくね。

原則、1か月の給料の10%の額

引用:育児時短就業給付の内容と支給申請手続|厚生労働省

上の図の例では、「20000円」が給付金となります。
時短勤務後の給料の10%分がもらえます。
すごくシンプルですよね。

ろんママ

ほとんどの場合はこのパターンだと思っておけばOK♪

1か月の給料が、元の給料の90%以上100%未満の場合

引用:育児時短就業給付の内容と支給申請手続|厚生労働省

上の図の例では、「18004円」が給付金となります。
簡単に言うと、「10%だと元の給料を超えちゃうから調整するね♪」ということです。
時短勤務をしても、以前の給料の90%以上になりそうな方は、給付額が調整されることを知っておいてください。

じゅたパパ

元の給料を超えないようにするのは、フルタイム復帰へのモチベーションの低下を防ぐことが理由やで!

1か月の給料と給付額の合計額が、支給限度額を超えた場合

育児時短就業給付の支給限度額(※)は、「45万9000円」となっています。
※2025年7月31日までの額。毎年8月1日に改定される。
1か月の給料と給付額の合計額が、45万9000円を超えた場合のみ、このパターンになります。

引用:育児時短就業給付の内容と支給申請手続|厚生労働省

上の図の例では、「39000円」が給付金となります。
簡単に言うと、「支給限度額を超えた分は、給付金から差し引いて調整するね♪」ということです。
元の給料が多い方は、支給限度額を超えると給付額が調整されることを知っておいてください。

ろんママ

元の給料がどれだけ多くても、最大45万9000円までしか支給されないってことだね♪

参考までに、育児時短就業給付金の支給率早見表も載せておきます。
自分で計算される方はご活用ください。

引用:育児時短就業給付の内容と支給申請手続|厚生労働省

1か月の給料が、元の給料より低下していない場合は、支給なし。

1か月の給料が、元の給料より低下していない場合は、育児時短就業給付は支給されません。

じゅたパパ

時短勤務になってないから当たり前やな。

1か月の給料が、支給限度額を超えた場合は、支給なし。

1か月の給料が、支給限度額の「45万9000円」を超えた場合は、育児時短就業給付は支給されません。

ろんママ

育児時短就業給付をもらうためには、時短勤務後の給料が「45万9000円」を下回る必要があるってことね♪

計算された支給額が、最低限度額以下の場合は、支給なし。

育児時短就業給付の最低限度額(※)は、「2295円」となっています。
※2025年7月31日までの額。毎年8月1日に改定される。

計算された支給額が、最低限度の「2295円」以下の場合は、育児時短就業給付は支給されません。

つまり、元の給料と時短勤務後の給料がほとんど変わらない場合は、対象外になる可能性が高いということです。

じゅたパパ

申請する前にしっかりと計算して確認する必要がありそうやな。
ただ、あんまり該当する人はいないかも…。

2025年の4月以前から時短勤務している場合はどうなる?

悩める人

2025年の4月よりも前から時短勤務している我が家は対象になるのかな…?

結論から言うと、4月以前から時短勤務をしている方も対象になります。
ただし、注意点があります。

  • 2025年4月1日から育児時短就業を開始した日とみなして、対象者となる条件支給される条件をどちらも満たしていること。
  • 1か月の給料が、2025年4月1日を育児時短就業を開始した日とみなして計算された元の給料より低下していない月は支給されないこと。
じゅたパパ

相変わらず難しい言い回し。
簡単に頼む!

ろんママ

つまり、4月以前の平均の給料よりも4月以降の給料が下がっていないと対象外になるよってこと。
正直、かなり厳しい条件だね…。

4月以前から時短勤務をしている方にとっては、対象者になるのが難しい条件となっています。
ただ可能性はゼロではありません。
今よりさらに時短勤務にすることで、給付金と時間を手に入れることも可能です。
できるだけ早めに、自分の職場へ対象になるかどうか確かめてみてください。

まとめ

育児時短就業給付とは

【誰が】2つの条件を満たしている人が
【いつ】2か月ごとの支給申請の後に
【どのくらい】原則、復帰後の給料の10%相当のお金
がもらえる制度。

2025年の4月以前から時短勤務している場合は?

【結論】育児時短就業給付の対象になる。
ただし条件あり。

今回は、2025年4月1日から始まる「育児時短就業給付」についてお伝えしました。

じゅたパパ

育児時短就業給付。
復帰後の育児と家計を支える良い制度やな。

ろんママ

自分が対象になるかどうか正確に知りたい方は、ぜひ職場やハローワークに問い合わせてみてくださいね。

育休からの職場復帰後にも、金銭面でサポートしてくれる制度が新しくできました。
時短勤務での手取りが10%増えることで、育児と家計の両方を大切にすることができます。
育休後の働き方について悩んでいる人にとって、新しい選択肢を増やすことができる価値のある制度です。
この記事で、ママやパパの育休の悩みが1つでも解決してくれたら嬉しいです。

私たちと一緒に最幸の育休ライフを過ごしていきましょう。

2025年4月1日に始まる新制度について知りたい方はこちら。

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とりあえず読むならまずこちらの記事。
夫婦育休についての悩みの解決方法を世界一簡単にまとめています。

ろんママ

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